今時の車は、後部座席のサイドガラスそしてリアガラスと、プライバシーガラスを使っていることが多くなっています。
これでもある程度のプライバシーは保てますが、夜に車内で光を灯せば外から中は丸見えです。
この記事では、手軽に車内でプライバシー空間を作る方法を紹介します。
用意するもの
【黒い布】
2種類のものを用意します。
①完全遮光するもの(厚めの普通の布)
②レースのもの
いずれもホームセンターや手芸用品店等に置いています。
好みにもよりますが、寝る為のプライバシーであれば、やはり黒色が良いでしょう。
ある程度大きめのものを買えば、後でハサミで大きさを調整できます。
【強力マグネット】
小さく強力なものを必要な分だけ用意します。
ここで紹介する方法では、ガラス(布)1枚当り3-5個使います。
ホームセンターや事務用品店、場所によっては100円ショップにも置いています。
バンタイプの車は、塗装をしているものの地金が露出している部分が多いので、マグネットで布を固定できますがワゴンタイプになるとそうは行きません。
その場合は、吸盤を使うなど、工夫する必要があります。
【サンシェード】
お馴染みのアイテムです。
カー用品店やホームセンターに置いています。
取り付け方
①配置決め
フロントはサンシェードを使うので考える必要はありませんが、その他ガラスは普通の布を使うかレースを使うか、決める必要があります。
管理人お薦めは、フロント側サイドガラスだけレースにして、その他は普通の布で完全に塞ぎます。
フロントの運転席・助手席上には通常荷物を置いていますので、レースで十分です。
なにより、車内から全く外が見えないのは、セキュリティ上不安です。
⇒ 内から外が見えて、外から内が見えないのが理想です。
②布貼り付け
布をドアのエッジ部分(地金が露出している)に当てます。
左右&中央と上部3ヶ所にマグネットを付け、布を固定します。
下側がヒラヒラして気になる場合は下側もマグネットで固定します。
これをフロントガラス以外、全て行います。
③フロント用サンシェード取付け
吸盤は中央のつまみを持って、強くガラス面に押し付けます。
これが弱いと吸盤内の空気が抜け切れず、後に外れてしまいます。
完成写真
マグネットに行きついた経緯
管理人がこれまで車中泊をやってきて、やはり布を固定する方法に一番悩みました。
カー用品店にある様な吸盤で固定するタイプのものもいくつか使いましたが、これは吸盤がヘタってくると、すぐに外れるようになります。
長くても一年位が寿命と見たほうがいいかもしれません。
窓ガラスの上下部分にレールを貼り付けるカーテンタイプのものも、やはりレールが両面テープで付いているので、これも1年程度でハガれてくるようになりました。
そこで思いついたのが、マグネットというわけです。
この方法は地金露出部分が多いバンタイプの車にはピッタリで、安価でできるのでお薦めです。