日本沿岸の海洋汚染による悪化した環境は徐々に改善されていると言います。
海が綺麗になると美味しくなるのが、ボラ。
ボラはその身だけでなく、実は皮も美味しいのです。
刺身などを作った後に残る皮でお酒にも合う一品を作ってみましょう。
皮の湯引き、是非お試しください。
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ボラの皮湯引き作り方
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まずはボラを捌き、皮を引きます。
ここからスタートします。<関連記事> ボラの下処理方法とさばき方
また最初に、ボールに氷水を用意しておきましょう。
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皮の表側を丁寧に洗い、ヌメリをしっかり落とします。
写真で60cmボラ一匹分です(白い→お腹側、黒っぽい→背中側) -
(オプション作業)この時点で皮に嫌な臭いがある場合は、数時間~1日、料理酒に漬けておきます。
※鮮度を維持しつつ、臭いを軽減する措置であり、完全に臭いが無くなるとは限りません。 -
それぞれを5㎝程度の長さに切っておきます。
- 切った皮を一まとめにスタンバイしておき、小さ目のフライパンまたは鍋で湯を沸かします。
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沸騰したら、皮を全て投入。
くっ付いている皮同士を引きはがすようにして、軽くかき混ぜます。20秒程したら、引き揚げます。
この時点で皮が縮み、弾力が出てきているのが分かると思います。
それまでのペラペラで腰が無い皮が嘘のように変貌します。 -
(皮を引き揚げたら)即座に用意しておいた氷水に1-2分程浸け、引き締めます。
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引き締まった皮を更に5mm幅程にカットします。
皮はカールした状態になっていますので、指で広げ押さえつけながらカール方向の90度向きにカットします。 -
小さくカットされた皮を一旦適当なサイズの容器に入れ、その上から一味唐辛子(一つまみ)とポン酢(大さじ3杯)を掛け、和えます。
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器に大葉を敷き、その上に和えた皮を盛り出来上がり!
真鯛やフグの皮湯引きを居酒屋などで食べたことがある人は、それに負けない位の美味しさを堪能できます。
一切食べたことが無い人は、その意外なほどの美味しさにきっと驚くはず。
機会があれば、是非お試しください。
クレイジーフィッシングでは、ボラの食べ尽しを提案しています。
ボラの身だけでなく、皮、ヘソ、卵、ウロコなどを使った料理レシピを用意していますので、ご興味のある方は、下の「関連記事」またはサイドバーのメニューからご覧くださいませ。