ハゼ釣ったら天ぷらが最高!!
でも天ぷらのタネを作った後に残るハゼの頭と中骨(背骨)は、捨てるのが一般的です。
これらハゼのアラを美味しく食べるためのレシピを考案しました。
生き物であるハゼを頂くことに感謝し、出来るだけ無駄なく美味しく頂く、この記事がそのための一助となれば幸いです。
ハゼを釣ったら、是非ともお試しください。
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材料
- ハゼ 20匹程度
- 小ネギ 5-10本
- 生姜 少量(3g程度)
- 醤油 大さじ2
- 酢 大さじ1
- 砂糖 小さじ1
- ごま油 大さじ1
- 水 大さじ1
※ハゼのサイズは10-15cm程度を想定しています。
※小ネギは、万能ねぎ/やっこねぎ/あさつき、などの小さなネギを使います。
【注意事項】
釣ったハゼに針を飲み込まれ、持ち帰った時点で針がハゼ体内に残っているようなケースが無いか、危険ですので必ず確認してください。
作り方
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ハゼをさばき、身の部分は天ぷらなどに、頭と中骨はこのレシピで使いますので、取り分けておきます。
上記の通り、針は危険ですが、それ以外の頭に残っているウロコだとか、エラだとか、食べた石ゴカイなどのエサ残骸とか、細かいことは気にしなくてもOKです。 -
包丁で頭を真ん中から割ります。
火の通りにくい頭の内部に火を通しやすくするための措置です。 -
写真の様に、頭を割って開く形にしてもいいし、完全に二つに切断してもOK。
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頭割りを全数分繰り返します。
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サラダ油(分量外)を170度に熱し、ハゼの頭を素揚げします。
※このレシピでは揚げ上がり時間が違う頭と中骨を別に揚げていますが、一緒に揚げてもOKです。
その場合は取り出しのタイミングが異なりますので、適宜対応してください。 -
ハゼの頭から、気泡がでなくなるまでじっくり揚げます。
※気泡が出る内は、まだ内部に水分を含有しており、その状態で食べれば、硬い部分があって食感が台無しになりますので注意してください。
アジなどで骨センベイを作ったことがある方は、同じ要領だと思って頂いて結構です。揚がったら、取り出し油を切ります。
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次に中骨も素揚げします。
揚げる要領は、頭部分と同じです。
頭と比べてかなり早く揚がります。 -
揚げあがったアラを全て皿に盛ります。
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ネギソースを作ります。容器に、醤油、酢、砂糖、ごま油、水、おろした生姜、刻んだ小ネギを全て投入して、混ぜ合わせるだけです。
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最後に、ネギソースをハゼアラに回し掛け、数分馴染ませ出来上がりです。
混ぜる必要はありません。
捨てるはずだったハゼのアラが素敵な一品に生まれ変わりました!
天ぷらが主役なら、こちらは脇役。
それでも立派な料理です。
是非ご賞味ください!