アニサキスアレルギーTOP写真

ある日突然アニサキスアレルギーを宣告され、”もうこれから海水魚は食べられないのか…(涙)”と悲観に暮れている人、およびその人のサポーター(ご家族等)に知っていただきたい情報をまとめています。

アニサキス」は「小麦」・「卵」・「牛乳」などと同様にアレルギー物質となることがあります。
アニサキスアレルギー持ちの人が不幸にも食べた魚介の中にアニサキスが含まれていたら、食べたその人の体で他の食物アレルギー同様の症状がでることがあります。
勿論摂取したアニサキスの生死は問いません。

魚好きな人が持ちうる拷問アレルギー

実は、筆者(当サイト管理人)はアニサキスアレルギー持ちです。
その事実が判明してから色々な調査を行っていく中、徐々にではありますが、一括りに「海水魚はダメ」ではなく、危険度がかなり低い海水魚や他の魚介があることが分かってきました。

当情報ページでは、アニサキスアレルギー持ちの人でも比較的安心して食べられる魚介(加工食品含む)・食べない方が無難な魚介、アニサキスアレルギーの特殊性などの情報を掲載しています。
また継続発展型コンテンツとして記事公開以降も調査を継続し、新たに判明した情報を随時追加する形で続けていきます。

※注意:このページは、「アニサキス摂取を如何に避けるか」に焦点を当てた情報のみであり、「少量ずつ摂取してアレルギーを治したい」と考えている人向けの情報ではありません

<関連記事>「アニサキス症」対策はこちらが参考になります。

アニサキスアレルギーとは?

私たちの体には、免疫システムという防衛体制があって異物や病原体などの「良くないもの」が体内に入ってきた時にこれらを攻撃し体を守ろうと働きます。

免疫システム

ところが、この免疫システムが食べ物や花粉などに過剰反応して様々な身体的症状が出ることがあります。
アニサキスは人間にとって「食べ物」ではありませんが、食べ物に付随して体内に取り込んでしまうことにより、その虫体の生死を問わず、食物アレルギー同様の症状が出現します。

「アニサキス」も「小麦」や「牛乳」などと同様にアレルギー物質となり得るのです。

アニサキスアレルギーの症状

食物アレルギー同様の症状が出現します。
一番多いのが、「かゆみ」や「蕁麻疹」などの皮膚症状。
その他、「嘔吐」や「下痢」などの消化器症状、循環器症状、神経症状など多岐に渡ります。

また複数の重い症状が同時に起こることをアナフィラキシーと言い、生命に危険な状態となることがあるので注意が必要(該当する場合、すぐに救急車を!)

筆者の経験(詳細後述)では、かゆみ、蕁麻疹、血圧低下、などにプラスして気持ち悪さ、パニック状態になりました。

他の食物アレルギーとの根本的な違い

一般的な食物アレルギーの場合、その対策の考え方は簡単です。
「食べない」の一択。
(※少量ずつ摂取して直していく、という考え方もあります。)
そのもの(ソバや小麦など)を食べない、または料理する人の協力のもとそれを含む材料(醤油→大豆、カスタードクリーム→卵、など)を使わない、ことにより摂取しないことができます。

食物アレルギー持ちの方は、その当該食物を摂取することにより100%反応してしまう訳ですから、「食べる」という逆の選択肢は基本的にありません。

ところがアニサキスアレルギーの場合、魚介そのもののアレルギーではありませんから、魚介を食べてもアニサキスが居なければ何の問題もありません。
実際は、魚介の中に隠れて見えない(だけかもしれない)アニサキスを全て探し出すのは至難の業であり、多分居ないけど絶対ではない、というような不確実な状態でロシアンルーレットを回す(=食べる)…
そのようなリスクを取るか取らないか、魚介を食べる都度判断に迫られることになります。
アニサキスアレルギーの難しさの原因はその辺にある
ように思います。

勿論”俺は金輪際魚介(海水魚+イカ)を食べない!それで全然かまわない”と思える人は問題ありません。
潔く、分かりやすくて結構なことです。

ですが、そもそもアニサキスアレルギーは魚好きのアレルギーですから、そんな簡単に諦めがつく話ではありません。
危険性が無い、またはかなり低い魚介およびそれらの加工食品ならば食べたいと思うのが自然です。
そうすると先述の壁【不確実性の難しさ】にぶち当たることになるのです。

本記事の存在意義は、その壁(ハードル)の高さを下げることにあると考えています。

アニサキスアレルギーとアニサキス症の違い

先述の通りアニサキスアレルギーは食物アレルギー同様のものであり、体内に取り込んだアニサキスの生死は関係なく、その虫体の成分により体がアレルギー反応を起こすもの。

一方でアニサキス症は、生きたアニサキスが人間の胃(まれに腸)の壁を突破しようと噛みつくことにより局所的アレルギー反応を起こし結果として急激かつ猛烈な腹痛に襲われるもの。

アニサキス症イメージ写真
(アニサキス症のイメージ)

説明文の両方に「アレルギー」というワードが入っており少々ややこしいのですが、別物と理解してください。

表)アニサキスアレルギーとアニサキス症の違い

飲食店の方に理解いただくための文章

アニサキスアレルギーになると外食時にも気を使います。
種類問わずアレルギーについて疎い飲食店もありますし、アニサキスアレルギーは特に知名度が低く伝えてもピンと来ない飲食店は多いでしょう。

自分を守るためにメニュー選びは慎重に行う必要がありますし、事前予約するようなケース(レストラン、ホテル等)では、アニサキスアレルギーについて的確に先方に知らせておく必要があります。
その際に使えるよう文章を作成しましたので、コピペ&適宜カスタマイズしてご活用ください。

<飲食店宛ての文章(例)>
(店名)
ご担当者様

先ほど予約サイトで来る8月10日の昼食を予約しましたCFマスターと申します。
(予約番号:*******)

予約入力の備考欄でも軽く触れましたが、当方アニサキスアレルギー持ちのため、現在魚介類(貝類、ウニ、海藻類、淡水魚を除く)の摂取を絶っています。
昨今話題になったアニサキス症と違って、体内に取り込んだアニサキス虫の生死を問わず、またその成分が含まれているだけでアレルギー反応を起こしてしまいます。
カツオや煮干しの出汁にもリスクがあります。

つきましては、今回ご提供いただくお食事についてご配慮頂きたくお願い申し上げます。

最後に補足いたしますが、貴店が扱う魚介の鮮度や厨房の衛生状態について何ら懸念しているものではありません。
あくまでもアニサキスの不安を一切感じず食事を楽しみたい、その意味でお願いするものです。

CFマスター

実際に当文章を使う際は、対象が一人なのか複数なのか、予約方法、日時、注文メニュー名、などを適宜追加・変更してください。
また必要に応じて当サイトのリンクを貼っていただいても構いません。

危険な魚介と安全な魚介

これまで筆者が行ってきたアニサキス調査の結果およびそれぞれの魚介の食性を主な判断材料として、アニサキスアレルギー的観点(※アニサキス症観点とは少し異なります)から魚介のアニサキスリスクをランク分けしてみました。
注:今後継続して行う調査結果次第で、種類の追加、ランクの上下変動を行う場合があります。

リスク【高】 マサバ、ゴマサバ、マダラ、スケソウダラ、鮭(仮)
リスク【中高】 サワラ、サンマ、スルメイカ、ソウハチガレイ、ニシン、ホッケ、マアジ、マイワシ、マルアジ
リスク【中低】 アオメイソ、イサキ、カツオ、カマス、カレイ、キチヌ、シロギス、チカメキントキ、ニベ、ハチビキ、ハマチ、ホウボウ、マゴチ、真鯛、メバル、レンコダイ、黒鯛(仮)、スズキ(仮)、太刀魚(仮)、ヒラマサ(仮)
リスク【低】 淡水の魚介、海藻類、貝類、ナマコ、ホヤ、ウニ、クラゲ、マダコ、カニ類、エビ類、カワハギ、ウスバハギ、ウマヅラハギ、ボラ、トビウオ、ブダイ(仮)

※「仮」はデータが不足しており、今後の調査結果次第ではランク変動する可能性がある種類。

同じ魚種でも個体のサイズが大きい程アニサキスのサイズも大きくなり数量も増える傾向にあるのでリスクは高くなります。
例:ブリ > ハマチ

<関連記事>こちらの記事も参考になります。

養殖魚は安全か?

養殖魚については、アニサキスリスクが無く安全な様に思われるかもしれませんが、実は必ずしもそうではありません。
生育環境がポイントになります。

表)養殖魚の生育環境とアニサキスリスク

海上生け簀(イケス)の場合、アニサキスに寄生されたイワシなどの小魚が網の目を通ってイケス内に侵入することがあります。
その中にいる養殖魚がそのイワシを食べれば、アニサキスの新たな宿主になる可能性があります。

筆者の調査でも養殖マサバからアニサキスを発見したことがあります。

一方で陸上生け簀などの完全隔離生け簀ではその可能性がありませんので、養殖魚がアニサキス寄生されることもありません

養殖魚のエサからアニサキス寄生?

養殖魚のエサは、イワシなどの生エサ(冷凍)や魚粉が入ったペレット(こちらが主)などが使われています。
従いまして、基本的に生きているアニサキスは居なく、与えられているエサから養殖魚がアニサキス寄生される可能性はほとんどありません

アニサキスアレルギー的観点からもう一つ気になる疑問があります。
→ エサに含まれているかもしれない死んだアニサキスおよび断片的なアニサキスの成分は、養殖魚に引き継がれるのか?

筆者は、現時点でこの問いに対する決定的な回答を持ちあわせておりません。
ですが、参考となるかもしれない資料を見つけました。

ブロイラーにおけるそばの甘皮摂取によるアレルゲン物質移行調査」(SBC信越放送様サイトより)

この資料は、長野県南安曇農業高等学校の生徒さん達が行った研究結果報告書です。
ブロイラー(ニワトリ)にそば殻をエサとして与え続け、そのブロイラーにアレルギー物質であるそば由来のタンパク質が移行されるのかどうか調べられています。

結果として、肉部分からはそば成分は検出されず肝臓でのみ検出されたようです。

鶏と魚の違いはありますが、この報告書を参考にすると、養殖魚がペレットなどのエサに極微量含まれている(かもしれない)アニサキス成分をその身(食べる筋肉部分)に引き継ぐ可能性はかなり低いものと推測します。

加工食品は安全か?

海洋国家である我が国では海水魚を使った多くの加工食品が存在します。
ちくわさつま揚げなどの「練りもの」、煮干しかつおだしなどの「乾物・出汁」類、等々。

筆者(レベル4)はあまり気にせず加工食品は食べていますが、この4年ほどアレルギー症状が出たことはありません。
但し人によって反応の敏感さや強度は違いますので、誰しもが大丈夫とは言えません。
筆者にしてもこのまま食べ続けて、いつビンゴ!するか分かりませんし…

実際の話、これら加工食品がアニサキスアレルギー持ちにとって「危険」か「安全」か2択で判断するのは多くのケースで不可能です。

ですが、安全度合い・危険度合い、つまり「程度」を判断したい方は、その加工食品で使われている原材料の魚種を確認してください

以下、具体的に見ていきましょう。

練りもの

一昔前なら練りものの原材料は、スケトウダラ(スケソウダラ)やマダラと相場が決まってました。
ところが現在は外国産も含め多種多様な魚種が使用されています。

商品パッケージの原材料表示を見るとその魚種が分かる場合があります。

材料の魚種明記している例

上記2例では、スケソウダラ、ハモ、エソ、タラ(米国)が使われています。

メモ

原材料表示の魚種は使われている分量の多い順に並んでいます。

タラ系は危険度が比較的高い魚であることが筆者のアニサキス寄生調査からも分かっています。

ハモとエソについては、筆者調査未実施(2021年6月時点)のため分かりませんが、両魚ともにフィッシュイーター(魚を食べる魚)なので、リスクが小さいとは言えないと考えます。
尚、東京都福祉保険局による調査(こちら※外部サイト)ではアニサキスは見つかっていません。

以上の様に原材料表示で魚種が分かればある程度の判断はできるのですが、実は必ずしもそうではありません。

下写真↓を見てください。

材料の魚種が分からない表記例

3例ともに「魚肉」としか記載されていません(※違法ではありません)
原材料である魚の相場や仕入れ状況により魚種が変動することもあるかと推測しています。

念のため、実際の商品の原材料表示に「魚肉」とだけ記載していた、ある大手水産加工物製造業者に主な使用魚種について問い合わせしてみました。
以下、先方から頂いた回答の一部抜粋です。

製品により使用魚種は異なりますが、弊社で主に使用する魚種はスケトウダラ、エソ、イトヨリダイ、タチウオ等です。
原料事情により変更になる場合がございます。

先方回答の先頭に「スケトウダラ」があるように、やはりタラ系の魚が多く使われている状態に違いはなさそうです。

従いまして、「練りもの」はアニサキスアレルギー持ちにとって多少のリスクはあるものと考えられます。

乾物・出汁

乾物では、鮭トバ、コマイ(タラ系)、棒鱈などは危険度が高い魚種(を使っています)。
また焼き小鯵や煮干し(カタクチイワシ)なども前者ほどではありませんが多少のリスクはあります。

では、リスクが小さいものを1つあげてみましょう。
珍味「カワハギロール」。
カワハギの食性は、魚を食べませんので危険度は低いものと考えられます。
これまでのところ筆者の調査でもアニサキスが見つかったことはありません(継続調査中)。

出汁類の中では、カツオ、煮干し(カタクチイワシ)は多少のリスクはあります。
カツオ出汁や煮干し出汁でアレルギー症状が出たことがある方、少しでもリスクを軽減したい方は「あごだし」を使ってみてください。

「あご」とは「トビウオ」のことです。

トビウオ
トビウオ

プランクトンを主なエサとするトビウオにはアニサキスは基本的に居ないものと考えられます。
筆者の調査でもこれまでのところ見つかっていません(継続調査中)。

トビウオのみの出汁↓であればかなり安心です。

あごだし
あごだしの原材料表示

その他の加工食品

※ここでは「白身魚フライ」と「魚卵」をあげていますが、その他に掲載してほしい加工食品がありましたら、その理由と合わせコメント欄にてお知らせください。

白身魚フライ

一昔前の白身魚フライと言えば、タラフライ。
ほか弁「のり弁当」のメインのおかずは白身魚フライつまりタラフライでした。
ところが現在では、外国産、海水淡水含め色々かつより安価な魚種が使われるようになりました。

冷凍白身魚フライのパッケージを買ってみました。
以下のような表記がありました。

白身魚フライの材料表記例

プタスダラ?
馴染みの無い魚種です。

調べてみると、主に大西洋に生息するタラ系の魚で「ブルーホワイティング」とも呼ばれています。
タラと言ってもマダラやスケソウダラのように大きくはならず、小さ目のサバのようなサイズ。

ブルーホワイティング(プタスダラ)
ブルーホワイティング(プタスダラ)

ブルーホワイディング(プタスダラ)のアニサキス寄生について、海外英語サイト(例えばこちら)をいくつか調べてみました。
結果、国内産タラ系魚種同様に比較的リスクが大きい魚であることがわかりました。

アニサキスアレルギー持ちの方は、白身魚フライには注意が必要です。

他にもいくつか白身魚フライに用いられる海外産の魚種(メルルーサ、ホキなど)があるのですが、やはりタラ系が多いので要注意です。
但し、ベトナムやアメリカから輸入されるナマズ系の魚(淡水魚)の白身魚フライは安心して食べられます。

アメリカナマズ
アメリカナマズ(キャットフィッシュ)

つまり白身魚フライについては、その原材料がナマズ系淡水魚と分かる場合を除き食べないほうが無難です。

魚卵

我が国では、スケソウダラの卵巣を加工した「タラコ・明太子」、ニシンの「数の子」そしての「イクラ・筋子」などの加工魚卵がよく食べられています。
これらは全て比較的リスクが大きい魚種の魚卵ですので食べないほうが無難です。

ところが一方でリスクが無い(確認されていない)魚卵が存在します。

それは、「カラスミ」です。

特にことわりが無ければ、カラスミと言えばボラの卵巣を加工したものを指します。

<参考記事>カラスミの作り方

ボラという魚は、最大1mと大きくなる割には他の魚、虫類およびエビ類なども食べず、砂泥底に堆積するデトリタス(有機物粒子)や付着藻類などを食べるので、その食性からアニサキスは居ないものと考えられます。

釣れたボラ
釣れたボラ

そのボラの身や卵巣(カラスミ)は安心して食べられるという訳です。

<筆者経験談>アニサキスアレルギーは突然身近なものに

2017年(平成29年)初旬 アニサキス対策法をまとめた記事(こちら)を作成するために各種実験を行っていました。
具体的には、アニサキスの弱点を探るための実験(調味料漬け、咀嚼、ダメージ、冷凍、正露丸など)、および寄生数・割合などのデータ取りのために数多くの海水魚(主にサバ)をさばきアニサキスを採取。
時には敢えて鮮度を落としてアニサキスの筋肉部への侵入についても実験を行いました。

そしてどんな実験であれ、最後には使った魚は食べきる、というポリシーでやっていました。
(鮮度の良いものは知人に食べてもらったりもしました)

鮮度が落ちて筋肉部にアニサキスが侵入してても加熱・冷凍すれば大丈夫と思っていました。
料理は得意なので美味しく食べられましたし、勿論それら実験で使った大量の魚を食べてアニサキス症になったことは1度もありません。

ところがそんなことを繰り返してきた同年6月頃、やはり実験で使ったマサバ(大好物)を食べて数時間後にアレルギー症状が…

突然全身がかゆくなって蕁麻疹が!

もしや!?と思って血圧を測定(高血圧なので血圧計はすぐに使える状態にあります)すると自分ではありえない劇下がりの数字が…(※後にアナフィラキシー症状と分かる)
気持ちの悪さと自分が自分をコントロールできない怖さでパニック状態に陥ったものの、幸いなことにしばらくするとすーっと回復していくのが分かりました。
そしてほとんどの蕁麻疹は翌日には消えました。

どう考えても「サバ」か「アニサキス」か、どちらかにアレルギー反応したものだと思いました。
近くの皮膚科で血液検査を行った結果、アニサキスに強く反応(クラス4)していることが分かりました↓

アレルギー反応血液検査結果報告書(部分)
(サバには反応していない)

アニサキスが小麦や大豆のようにアレルギー物質となり得ることは知っていましたが、まさか自分が…

わたしは、子供の頃からの「アレルギー性鼻炎」から始まって、大人になってからの「花粉症」、その他「ハウスダスト」にもアレルギー反応するいわゆるアレルギー体質
それに加えて、少々無茶な食べ方(短期間に多量摂取)が良くなかったものと思っています。
※勿論その時はアニサキスを多量摂取しているとは思ってはいませんでしたが…

アニサキスアレルギー発覚直後は、「人生詰んだ」位に思って悲観しましたが、「自分事」として実験・調査を重ねていく中、少しずつ希望の光が差し込むようになりました。
そうなんです、意外と食べられる(リスクが無い・小さい)魚介があることを確認できたからです。

先行公開済の記事「アニサキスが心配な人でも食べられる魚介類を一挙公開!」と合わせ本記事がわたしと同じような経験をされた方々の希望の光となれば大変嬉しく思います。

アニサキス調査結果はツイッター上で公開しています

当サイトでは、月5魚種程度のアニサキス調査を行い、毎回ツイッター上で報告しています。
興味がある方は、是非フォローしてみてください。

ツイッターID: @CrazyFishingM

<投稿例:マルアジ>


<更新履歴>
2021/07/28 記事公開


<参考文献・サイト>
消費者庁「魚介類の名称のガイドライン」
東京都福祉保険局「魚種別アニサキス寄生状況について」
MDPI「Effectiveness of Gutting Blue Whiting (Micromesistius poutassou, Risso, 1827), in Spanish Supermarkets as an Anisakidosis Safety Measure」
SBC信越放送サイト「ブロイラーにおけるそばの甘皮摂取によるアレルゲン物質移行調査」