ボラの皮は非常に丈夫で、食べれば歯応えがあります。
これを同じように歯応えがあるゴボウに巻き付け揚げる。
これでメチャウマなおかずが出来ます。
写真を多用して詳しく紹介していますので、是非ともお試しください。
これを食べたら、次回から皮を捨てるなんて出来なくなりますよ!
材料
- ボラの皮 1匹分
- ゴボウ 直径15-20mm x 長さ10-15cm x 数量2本
- 片栗粉 適量
- 料理酒 適量 (皮全体が浸かる量)
- 塩 小さじ2杯程度
- サラダ油 適量 (鍋の深さ4㎝程度)
- スイートチリソースまたはチリソルト 適量
※他にジャガイモで代用も可。
下準備
まずは使う材料(ボラの皮、ゴボウ)の下準備から行います。
ボラの皮からスタートです。
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ボラの刺身などを作った後に、半身で上下2枚の皮が残ります。
黒っぽいのが背中側、白っぽいのがお腹側の皮です。
写真は一匹分の皮です。
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皮の表面を中心に丁寧に水洗いします。
ヌメリが残っていると臭いがしますのでここはしっかりと作業しましょう。 -
軽く水を切った皮をタッパなどに入れ、全体が浸かるまで料理酒を注ぎます。
これを冷蔵庫の中に一晩置きます。※お酒に漬けることにより鮮度を保ち、更に残った臭いを軽減することができます。
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一晩漬けた後です。
お酒が若干濁っていますが、これは汚れではなく皮に残っていた血合い部分から少量の血が溶けただけです。 -
次にゴボウです。
水を流しながら、タワシで土を落とします。皮は剥きません。濃く変色した部分があれば、その部分だけ包丁の刃などで擦り落とします。
使う太い部分を10-15cmの長さに切って、水を張ったタッパに入れておきます。- ボラのサイズ60㎝→ゴボウの長さ15cm、ボラのサイズ50cm→ゴボウの長さ10cmを目安にしてください。
- ゴボウは『あく抜き』をする必要はありません。
酢や水に長い時間漬けると、ポリフェノールなどの栄養成分が溶け出してしまいます。ここで水に漬けるのは、変色を防ぐ目的で短い時間だけです。
成形と揚げ
いよいよ本番です。
形を作って、揚げていきましょう。
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お酒に漬けておいた皮を取り出し、水分を切ります。
次に裏面だけに塩を振ります。 -
水に漬けておいたゴボウを取り出し、水分を切り、半分に切ります。
(この時点で、断面が半円になったゴボウが4本できます)更に両端の真ん中に1㎝程の切り込みを入れます。
全数これを行います。 -
皮の先端をゴボウの切り込みに挟み、皮の表が表面にくるように巻き付け、最後に皮の反対側先端をゴボウの反対側切り込みに挟み固定します。
この時、皮はあまり重ならないように巻きます。
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ジャガイモを使う場合でも同じように作業を行います。(以下同様)
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皿などに片栗粉を敷き、成形した皮巻ゴボウに片栗粉を万遍なくまぶします。
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鍋にサラダ油を170度程度に熱し、皮巻ゴボウを投入します。
最初はゴボウの水分が多いので、鍋底に沈みます。 -
揚げていくうちに、ゴボウの水分が次第に飛んで、皮巻ゴボウが油の表面に浮いてきます。
浮いてから1-2分揚げて完了です。鍋から取り出し、キッチンペーパーなどで油を切って皿に盛り付けます。
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さあ、出来上がりました!
写真のケースでは、半分をゴボウ、残り半分をジャガイモで作っています。
やはりお薦めはゴボウですが、ジャガイモでもゴボウとの食感の違いを楽しめます。スイートチリソースまたはチリソルトなどを付け、ガブリといってください!
旨いですよ~。