燻製用の道具さえあれば、現場で手軽に燻製が作れます。
出来上がった燻製を肴に、ビールを一杯なんていかがですか?
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準備するもの
道具
・燻製器
・スモークウッド(またはチップ)
・バーナー(トーチ)
・カセットコンロ
画像は、燻製器(折畳み式スモーカー)とスモークウッドです。
材料
・釣ったタコ
(生または茹でタコどちらでも可)
・塩
・シソ(なくても可)
作り方手順
- 燻製器を準備します。
- スモークウッド(またはチップ)の説明書通りの分量を、燻製器の皿の上に置きます。
- タコを塊で切っていきます。
(今回は2分程軽く茹でたタコを使いました)
- あまり細かくせず、塊をこのくらいに分けます。
- 切ったタコを燻製器上部の網の上に乗せます。
- 塩を適量ふります。
- こんな感じになります。
ぶら下がっているのはアジです。
- バーナー(トーチ)でスモークウッド全体に火をつけます。
スモークチップの場合、この作業は不要です。
- 上部、横ともに蓋を閉め、カセットコンロの上に置き、カセットコンロを中火以下に点火します。
(この方法を熱燻と呼びます)この日は風が強かった為、周囲を物で囲って風よけにしています。
- 20分弱ほど燻したら様子を見ます。
(生タコ使用の場合は10分程多くみましょう)このように水気が飛び、よい色に変っていたらできあがりです。
(材料の量や大きさによって時間は都度調整してください) - シソをしいたお皿に盛りつけて、いただきます!
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折角手間かけて燻製を作るのですから、素材一つだけでなく、魚介、チキン、ゆで卵、チーズなど他の素材も同時に楽しみたいものです。
シソはなくてももちろん大丈夫ですが、タコの燻製とシソは思いの外合うんです。
みなさんも、出来上がったタコの燻製をシソで巻いて、一度食べてみてください。
シソの葉(大葉)は、刺身・塩焼き・燻製と添えるだけで主役が引き立つし、一緒に食べても美味しいし、現場料理必携です。
※車を運転する予定がある場合は、家に帰るまでビールは我慢!
※火の使用が禁止されている場所では行わないでください。
スモークチップについて補足
ここで使った『スモークウッド』は”温燻”用として販売されているものですが、今回は時間短縮の為、カセットコンロを使って”熱燻”しました。
はじめから熱燻する時は、熱燻用のチップを使ってください。
カセットコンロの火力は製品によって異なりますので、上記「中火以下」と記載していますが、適宜調整してください。
※火力が強すぎるとチップが発火し、また弱すぎると煙が立ちません。