ゴンズイ天ぷらTOP写真

フワフワでボリューミーなゴンズイの天ぷらレシピを紹介します。

毒棘をしっかり処理して、優良食材のゴンズイを美味しく頂きましょう!

ゴンズイのサイズは20㎝前後(比較的大き目)を想定しています。
大き目のゴンズイが釣れたら、是非ともお試しください!

注意!ゴンズイの毒について

ゴンズイには毒(神経毒)があります。
毒の場所、毒処理の方法について解説している記事をまずはご覧ください。

材料

  1. ゴンズイ(20cm程度) 3-5匹 x 人数
  2. 塩(ヌメリ取り用)適量
  3. 天ぷら液 適量(市販の天ぷら粉を使う場合は、説明書きの分量に従ってください)
  4. サラダ油 鍋の深さ2㎝以上
  5. その他、食べる時のつゆ、塩等

天ぷらの作り方

基本は、開いて、揚げるだけの簡単レシピです。
※前半の開くさばき作業は、安全ためゴム手袋またはビニール手袋を着用してください。

  1. 【釣りの現場作業】毒棘ごと頭を落とし、内臓を取り除く。

    毒棘に気を付けながら、背ビレの毒棘手前位置から頭を落とします。
    落とした頭に3か所の毒棘が付いた状態になっていればOKです。

    次に、内臓を包丁の先で引っ張り出すようにして取り除きます。

    頭(3か所の毒棘含む)と内臓除去後

    (頭部と内臓除去後)
  2. ヌメリを取ります。
    両面に塩を振って揉み込み、水で洗い流します。

    ヌメリはそれ程多くはありませんが、残っていると臭みがありますので丁寧に作業してください。
    ヌメリにも毒がありますので、手袋をつけて作業を行うと安全でしょう。

    塩掛け

    ヌメリと汚れ

    (取り除いたヌメリと汚れ13匹分)

    ヌメリ取り後

    (ヌメリ取り後)
  3. 頭側切断面の背ビレの上から包丁を入れ、開きます。

    開き作業1

    刃先を背骨・中骨上を滑らせ、少しずつ切り離していきます。

    開き作業2

    一度にお腹の方まで切ろうとする必要はありません。

    開き作業完了

    お腹側だけ少し残して、開きます。
  4. 背骨を取り除きます。

    背骨取り1

    頭側切断面の背骨の下から包丁を入れ滑らせます。

    背骨取り2

    背骨を起こしてお腹側接続部分をカットします。

    背骨取り完了

    開き作業完了です。背骨は素揚げで食べますので、残しておきます。

    皮面

    (皮面)
  5. 全数同様にさばいて水洗いします。
    更に水気を切って、スタンバイ。

    ※各ヒレや小骨が残っていますが、しっかり揚げれば気にならない位やわらかくなるので大丈夫です。
    次に、フライパンまたは鍋にサラダ油を投入、熱します。

  6. 開き身を天ぷら液に浸けます。

    天ぷら液浸け

  7. サラダ油の温度が170度になったら、揚げ作業開始です。

    投入準備

    皮面を下にして、尾ビレ付近を親指と人差し指で摘みつつ、その他指で身をサポートします。

    開き身投入

    頭側からゆっくり投入します。
    その時、皮面が下になるようにします。

    フライパンまたは鍋の大きさに合った数のゴンズイを次々と投入します。

    時々裏返しながら、じっくり揚げる

    時々裏返しながら、じっくり揚げます。
  8. 薄らと色付いてきたら、取り出し油を切ります。
    お皿に盛り付けて完成!

    ゴンズイ天ぷら完成

尾ビレまで丸ごと食べられます。
塩またはタレでどうぞ。

フワフワふっくらしたボリューミーなゴンズイの天ぷらをご賞味ください!

背骨で追加の一品を

忘れてはならないのが背骨部分。
素揚げにするだけで、美味しいおやつ・お酒の肴(アテ)になります。

背骨の骨せんべい

クレイジーフィッシングでは、魚を無駄なく食べることを大事にしています。

フライも上等

ゴンズイは、天ぷらだけでなく、フライにしても美味しく頂けます。

ゴンズイのフライ(骨せんべい付き)

クセの無い白身のゴンズイ。
色々な料理に使える優良食材なのです。