ten_top

キス料理と言ったら、やはり天ぷらが人気
事前準備をしておけば、天ぷらを釣ったその場で簡単に楽しめますよ。

勿論、持ち帰って料理を楽しむのも良し。
激ウマです!

※当記事は、釣り場で天ぷらを作るシチュエーションで作成していますが、魚を持ち帰り、自宅で作業する場合も基本的内容は変わりありません。

※当記事には魚をさばく行程の写真を掲載しています。苦手な方はご注意ください。

釣行出発前の事前準備

市販の天ぷら粉を使って、衣用の液を作ります。
(分量はそれぞれの製品の説明書きに従ってください)

衣液は密閉型保存袋に入れます。
二重にすると漏れ防止になりますよ。

この衣液をクーラーボックスに入れ、現場へ出発です!

ten_1

ten_2

現場での天ぷら作り

ここからが、釣りの現場での作業になります。

  1. キスのウロコを取り除きます。
    尾びれの方から、丁寧に取っていきましょう。

    ten1

  2. 頭を落とします。
    胸びれの後ろから包丁を斜めに入れていきます。
    反対側も同様にして包丁を入れ、斜めに切り落とします。キス頭部切断
  3. 包丁を斜めに入れたので、切り落とした頭の断面はこのようになります。
    こうする事により、後に中骨を取り除きやすくなります。キス切断後の頭部
  4. 尾の方から中骨の丁度上辺りに包丁を入れ、背の部分を徐々に開いていきます。
    この時、包丁の刃先が腹側に貫通しないように気を付けます。
    包丁は中骨に沿って、少し押しつける感じで進めます。

    ten4

  5. このようになります。ten5
  6. 内臓を包丁で丁寧に取り除きます。ten6
  7. 内臓を取り除きました。ten7
  8. 内臓を取り除いた身を写真のように裏返します。ten8
  9. 中骨を取り除きます。
    中骨の上に包丁を入れ、少し押しつける感じでそのまま刃を尾びれの方向へ滑らせます。

    ten9

  10. 尾びれの手前で包丁を立て、中骨を切り落とします。ten10
  11. 尾びれの手前で包丁を立て、中骨を切り落とします。ten11メモ:中骨は軽く塩を振って素揚げにするとおいしいオヤツになります。
  12. 腹骨を削ぎ落します。ten12
  13. 腹骨が取れました。ten13
  14. 腹びれを手で取り除き、さばきは終了です。
    きれいな水で汚れを落とします。

    ten14

  15. 残りのキスも同様にしてさばいていきます。
    大きなキスの場合は、この後小骨を取り除く作業がありますが、20㎝までの通常サイズのキスの場合はこのまま揚げてしまって大丈夫です。

    ten15

  16. カセットコンロにフライパンを乗せ、油を2センチ弱入れ点火します(中火)。
    クーラーボックスに入れておいた衣液も取り出しましょう。

    ten16

  17. 先程さばいたキスに衣液をつけていきます。ten17
  18. 油の温度をチェックします。
    菜箸を入れて、周囲に細かい泡が出るようになったら、いよいよキスを投入します。

    ten18

  19. どんどん揚げていきましょう。
    サイズと油の温度にもよりますが、
    通常サイズだったら2分くらいで揚がります

    ten19

  20. 油を切り、シソ等をあしらった皿に盛って完成です!
    揚げたてアツアツを頂きましょう!

    ten20


[Amazon PR] 一体型で洗いやすい現場包丁としてお薦め