海の防波堤などで、狙った魚ではないけれど釣れたらちょっぴり嬉しい、時にはちょっと迷惑な外道ちゃん達を紹介します。
【外道の定義】
”目的の種類と違って釣れた魚” (広辞苑より)
フグ
外道の代表格のフグ(クサフグ、ヒガンフグなど)です。
黒鯛(チヌ)等の外道としてよく釣れます。
大きさによっては中々強烈な引きで期待しますが、お姿拝見してガッカリします。
また、日中針の根元部分の糸が切断されるケースの大半はこいつの仕業です。
毒がありますので、素人料理では絶対食べないようにしてくださいね。
ゴンズイ
夕方以降から夜中までよくかかります。
群れでいることが多い為、一度釣れると立て続けに釣れてしまうので、その場合はちょっと間を置くか、場所を変えたほうがいいでしょう。
背ビレのトゲ、胸ビレのトゲ、および全体のヌメリに毒があるので、絶対に素手では触らない様にしましょう。
食べたら意外に美味しい魚です。
みそ汁、蒲焼き、唐揚げなどが適しています。
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ボラ
黒鯛(チヌ)の外道としてよく釣れます。
全長80cm以上と大きくなり、その強烈な引きは釣り人を楽しませてくれます。
アワセた後の鈍く重い反応で、黒鯛ではないことはわかります。
黒鯛を狙う紀州釣りのダンゴを壊す役割を担ってくれるので、ある意味貴重な存在でもあります。
またボラを専門に狙う釣師にとっては、外道ではないですね。
生息環境にもよりますが、食べても美味しい魚です。
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ハオコゼ
防波堤でのサビキ釣りや海草が多い場所での投げ釣り等で外道として釣れます。
トゲに毒がありますので素手では触らない様にしましょう。
北海道出身で無知な管理人は、上の写真の様に、知らずに素手で掴んで2度程激痛に苦しみました(笑)。
刺されたのは指先なのに、肘の辺りまで上ってくる痺れと鈍い痛みは強烈でしたよ。
<更新履歴>
2014/01/28 記事公開