【名称】ワタリガニ
【釣場】防波堤、砂浜等(砂泥底)
【地域】北海道~九州
【時期】梅雨~晩秋
【サイズ】甲羅10~20cm
ガザミ、タイワンガザミ、イシガニを総称して、ワタリガニと言います。
(上写真:タイワンガザミのオス)
専用の網&エサを投げ竿にセットして投げ込み、後はワタリガニが掛かるのを待つだけの簡単な釣りです。
ワタリガニが棲む砂泥地等で試してみてください。
道具をそろえよう!
- 竿
30号程度のオモリおよびエサが付いた網を投げますので、丈夫な船竿・投げ竿またはタコ竿を使います。 - リール
3000番台以上の中・大型スピニングリール、または両軸リールがいいでしょう。 - カニ網
下写真の様なカニ取り専用の網を購入します。
オモリも付いているものを購入すると後が楽です。
仕掛図
下の仕掛図を参考に仕掛けを作ってみましょう。
専用カニ網を道糸に接続するだけです。
仕掛けが簡単であることもカニ釣りの魅力の一つと言えるでしょう。
釣ってみよう!
- ミカン袋等にエサ(アジ、サバの切り身、イワシ等)を入れ網に結び付けます。
※上掲載の写真参照ください。 - 網仕掛けを力任せに海に放り投げます。
波止、防波堤では、真下に落としてもOKです。 - 後は10分毎に引き上げワタリガニが掛かっていないか、エサがあるか確認します。
めでたくゲットした場合は、一本一本の網糸をワタリガニの体から外していきます。
落ち着いてゆっくりやりのがコツです。 - 掛かっても竿先に反応が無い場合もありますが、竿先に反応がある場合は、即引き上げます。
”アワセ”は必要ありません。
知っておきたいイロイロ
- 引っかかりやすい磯等ではやめましょう。
そもそもワタリガニの生息場所ではありません。 - ワタリガニのハサミは危険です。
取扱いは充分注意しましょう。管理人は指をはさまれたことがありますが、二日間キーボートを打つ指が痛みました。
骨粗しょう症の人は、骨が折れるかもしれません。
それだけ危険です! - ミカン袋は、ワタリガニが掛かる都度ボロボロになりますので、交換用の予備を持っておきます。
ホームセンターで売っています。 - 時には卵持ちのメスがかかります。
今後に期待してリリースしたいものです。イシガニのメス - 釣れるのは日中明るい時間だけでなく、夜にも釣れます。
むしろ夜の方がワタリガニは活発に行動するようですので、夜釣りもお薦めのワタリガニ釣りです。
最高のご馳走を頂きましょう!
手の込んだ料理もいいですが、ワタリガニはその素材の旨みを楽しみたいもの。
シンプルな塩茹でとみそ汁のレシピを用意しましたので、合わせてご覧ください。