寝床の確保TOP写真

車中泊となるとホテルや自宅の様な快適なベッドは無理ですが、軽箱バンの様にフラットな荷室が確保できれば上等な寝床が作れます。

ここでは、フルサイズ、ハーフサイズの寝床作り、そしてフロントシートを倒して寝る場合のちょっとしたテクニックを紹介します。

※車中泊時は、エンジンを止めましょう。
またヒーターやエアコンを使うのは、車に負荷が掛かり過ぎ危険です。

フルサイズ寝床作り

ここでは、フラットなスペースがあるという前提からスタートします。
社内の荷物はコンテナに収納し、社外にまとめて置いておきます。

アトレー荷室 これは管理人が以前乗っていた平成5年式アトレーの荷室です。(後席は外しています)
身長175cm位までは、窮屈感無く寝られますよ。
■ 用意するもの ■
キャンピングマット
やはりこれを敷かないと硬いです。1枚だと薄すぎるので2枚重ねます。防寒にも一役買います。
マットの横幅は120cmで、セミダブル寝具とフィットします。
また、エア注入型のマットも嵩張らず快適なのでお薦めです。
キャンピングマット

お好みのものを用意します。
枕
敷きパット
シーツ代わりに使います。
敷きパット
タオル
枕カバー代わりに使います。
タオル
羽毛布団
薄手のものはかさ張らないし、真冬でもこれがあれば、なんとか寒さを凌げます。
羽毛布団
タオルケット
夏場の必需品です。
夏はこれ一枚で十分です。
タオルケット
■ 手順 ■
①キャンピングマット(1-2枚)
敷きパットの順に敷きます。
②タオルで巻いた枕をセットします。
③タオルケットそして羽毛布団(冬場)を掛けます。
以上で完了です。
重ね順
寝床完成
横から見た画像 横から見るとこんな感じです。

ハーフサイズ寝床作り

場所によっては、荷物を外に置くのは不安です。
その場合は寝床を半分にして、残り半分に荷物を置くこともできます。

少々窮屈ですが、長時間寝るわけではないので大丈夫です。

ハーフサイズ寝床

基本的に、フルサイズ寝床と同じ要領で作れます。マット類は畳んでハーフサイズにして使います。

右側には荷物を入れたコンテナを置いて台にしています。
その上に、ランタン、メガネ、その他小物を置いています。

フロントシート簡易寝床作り

釣りは基本的に夕方そして早朝に良く釣れますので、あまりゆっくり寝られないものです。
もし3-4時間程度なら、手間の掛かる寝床を作るのも面倒です。

その場合、フロントシートを倒してサッと寝てしまいます。
ただ、いくつか押えておきたいポイントがあります。

  • 体温維持

    基本的には起きていた時の服を着たままで寝ますが、特に冬場は風邪を引かないようにしましょう。

    ここでお薦めが薄いアルミシートです。
    これ一枚で全身を包めば、体温維持できます。
    緊急時の防寒用として販売されています。

    カサカサうるさくないタイプがおすすめ。

    保温シート(カサカサ音あまりしない)

  • 頭が落ちない工夫

    車のヘッドレストだけでは、頭が左右に落ちてしまいます。
    その都度目が覚めるので嫌なものです。

    ヘッドレストの左右に荷物を置いて、頭が落ちないようにします。

    頭が落ちない工夫

  • 助手席を使う

    運転席にはハンドルがありますね。
    これが思う以上に邪魔なんです。

    最初から助手席で寝るようにしましょう。

    助手席で寝る

以上ポイントを押さえれば、比較的ぐっすり寝られます。


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