季節によっては真鯛に負けず劣らず美味しい黒鯛(チヌ)の刺身。
刺身を作った後に残る皮はどうしていますか?
捨てるなんて勿体ない!
ちょっとした手間だけで、それも簡単に美味しい一品ができます。
皮の湯引き、是非お試しください。
お酒の肴(アテ)にも最高の一品になります。
材料
・黒鯛の皮 (40cmの黒鯛で1匹分)
・シソ/大葉 ※無くても構いません
・ポン酢 適量
作り方手順
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まずは黒鯛を捌き、皮を引きます。
ここからスタートします。※撮影の都合で写真では包丁が寝ているように見えますが、実際は包丁の角度25度が基本です。
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また、最初に氷水を用意しておきましょう。
- 次に、皮を軽く水で洗い、5㎝程度の長さにざっくり切っておきます。
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切った皮を一まとめにスタンバイしておき、小さ目のフライパンまたは鍋で湯を沸かします。
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沸騰したら、皮を全て投入。
くっ付いている皮同士を引きはがすようにして、軽くかき混ぜます。10秒程したら、引き揚げます。
この時点で皮が縮み、弾力が出てきているのが分かると思います。
それまでのペラペラで腰が無い皮が嘘のように変貌します。 -
(皮を引き揚げたら)即座に用意しておいた氷水に浸け、引き締めます。
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1-2分程で引き揚げ、水を切ります。
氷締め完了です。
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引き締まった皮を更に5-8mm幅程にカットし、大葉などと一緒に器に盛り付け、最後にポン酢を掛けて出来上がり!
弾力があるので、細めにカットするほうが食べやすいですよ。
真鯛の皮湯引きを居酒屋などで食べたことがある人は、それに負けない位の美味しさを堪能できます。
一切食べたことが無い人は、その意外なほどの美味しさにきっと驚くはず。
機会があれば、是非お試しください。