水の比較的綺麗な場所で釣れたボラ、更には寒ボラなら刺身が断然旨い!
けれども毎回刺身ではつまらない。
たまには干して旨みアップしたボラを食べてみませんか?
この記事では、乾燥ボラチップの作り方、そしてボラチップを使った玉子丼のレシピを紹介しています。
刺身など一般的な料理に少し飽きたあなた、是非ともお試しください。
<関連記事> 他のボラチップ料理
材料(一人前)
- 乾燥ボラチップ 20g(※作り方は下記参照)
- たまご 2個
- 玉ねぎ 中サイズ1/6個(30g)
- 麺つゆ(3倍濃縮) 大さじ2杯
- 水 80ml
- 白飯 丼に1杯
- (オプション)ミツバ 1本
- (オプション)七味唐辛子 1つまみ
乾燥ボラチップの作り方
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まずはボラを捌き、柵を作ります。
半身分用意します。
(玉子丼一杯に使うボラは20gだけですが、チップにしておくと日持ちもするし、他の色々な料理に使えるので、まとめて半身または一匹分をチップにしてしまうことをお薦めします)<関連記事> ボラの下処理方法&さばき方
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柵を5-7mm幅位に切っていきます。
この時、刃の角度は柵の繊維角度(斜めになっています)に合わせてください。 -
半身分全て切り終わりました。
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15%程度の塩水を作り、そこに切り身を30分漬けます。
(15%30分というのは、魚の一夜干しと同じ要領です) -
軽く水を切り、干しネットに並べ1-2日干す。
天候状況にもよりますが、丸々1日(24時間)干すと切り身の表面が程よく乾燥し、2日(48時間)干すと内部までしっかり乾燥します。 -
干し終わった切り身(チップ)を密封袋に入れ、冷蔵庫で保管します。
以上で乾燥ボラチップ作り完了です。この例では、2日間干しています。
玉子丼の作り方
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材料一式を用意しておきます。
卵は溶き卵に、玉ねぎは薄くスライス。また、本レシピでは若干硬めのボラチップ食感になりますが、柔らかめが好みの方は、ボラチップを事前に水に漬けておきます(5-10分)。
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フライパン(または雪平鍋など)に水と麺つゆを入れ、中火にセット。
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沸騰したら、薄切りにした玉ねぎを投入します。
菜箸でくっ付いているパーツパーツを分離させながら、つゆに馴染ませます。 -
玉ねぎが透明になってきたら、乾燥ボラチップを投入。
ボラチップは、すぐに水分を吸って白く変色してきます。 -
ボラチップ投入後、1分30秒後(だいたいの感覚でOKです)に溶き卵の7割を回し掛けます。
注:卵を投入した後の作業は、卵に火が通るのが早いので、素早く行います。 -
菜箸で軽く混ぜながら、卵に火を通します。
軽く混ぜることにより、ふわっとした食感が生まれます。 -
卵に程よく火が通ったら(表面にはまだ溶き卵の液体部分が少し残っている程度)、残り3割の溶き卵を投入します。
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一呼吸置いてから、蓋をして火を止めます。
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20秒ほど放置(予熱利用)。
写真のように、ちょっとトロミがかかった液体部分がかなり残っている位でOK。 -
ご飯をよそった丼の上に被せ掛けます。
形を崩さない様に、フライパンから横スライドさせるように丼に被せます(卵がフライパンの底にくっ付いている場合は、フライ返しなどで底から分離させると良いでしょう)。ご飯部分が見えないように全体に万遍なく被せると見映えが良くなります。
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最後に、(お好みで)ミツバや七味唐辛子などを掛けて出来上がり!
ふわふわトロトロの卵と塩味が効いたボラチップの歯応えが良いバランスを生み出して、絶品玉子丼になります!是非お試しください。
ボラの食べ尽し提案
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