小ぶりのカサゴ(ガシラ)は、唐揚げに最適です。
丸ごと揚げて、熱々をガブっと豪快にいただきましょう。
頭から骨まで全て食べられるし、旨みたっぷりで酒の肴(アテ)にも最適です。
<関連リンク> 釣れる!カサゴ釣り
※クレイジーフィッシングでは、大量の小魚をリリースせずに持ち帰る行為を推奨しておりませんが、ハリを飲み込み生かしてリリースできないケースやどうしても大型魚が釣れずお土産で少量の小魚を持ち帰るケースなどは致し方ないものと考えています。
材料と道具
以下の材料と道具を用意します。
【材料】
- 小ぶりのカサゴ(15㎝以下)
- 片栗粉
- サラダ油
- 塩
【道具】
- カセットコンロ
- 直径20センチくらいのフライパン
- レンジガード等の風よけ
※当記事は、屋外(釣り場)での料理を想定して作られています。
作り方
- まず、ウロコを取り除きます。
- 尾びれの方から、丁寧に取り除いていきましょう。
- 両面のウロコを取り終わったら、今度は内臓を取り除きます。
- 内臓を取り除きました。
- エラも取り除きます。
(喉元から伸びている食道部分の白い管は、内臓と一緒には簡単に取り除けませんが、エラを取り除くと一緒にくっついてきます)
- 内臓・エラ取り除き完了。
※エラと内臓を取り除く方法に「ツボ抜き」という方法がありますが、丸ごと唐揚げする場合、全体に火が通ったほうが良いので、このレシピでは腹を割く方法を使っています。
- 両面にX字の切り込みを入れます。
- 切り込み入れ完了。
また少しサイズが大きい個体であれば、下写真のように背ビレ・中骨に沿って、中央の大きな背骨まで切り込みを入れると火が通り易くなります。
- 同様の手順で、全てのカサゴの下ごしらえを完了します。
- 下ごしらえの終わったカサゴを密封袋などに入れます。
- その中に片栗粉を投入します。
- 密封袋をよく振って片栗粉をまんべんなくまぶします。
- サラダ油を熱します。
魚の身が7割程度被る位の油量が良いでしょう。
※屋内で料理する場合は、厚底の鍋で魚全体が被る油量が勿論ベターです。
- 片栗粉をまぶしたカサゴを取り出し、余分な粉をパタパタ叩いて落とします。
そして油の中へそっと投入。
油がはねるので気をつけて!
- 火は弱火にして、じっくり揚げていきます。
時々カサゴの向きを変えて、全体に火が通るようにします。
- こんがりキツネ色になり、尚且つ泡立ちが少なくなったら、出来上がりです。
(上写真の状態はまだ泡立ちが多く、あともう少しという状態です) - 油を切って皿に盛り、塩を振って、熱々をいただきます!
頭ごといけますよ。
補足説明
- このレシピは屋外(釣り場など)で料理するケースを考慮して作成していますが、屋内作業でも内容は殆ど変りありません。
- 高温になった油はとても危険です。
揚げている最中はその場を決して離れないでください。 - 屋外料理に風は天敵。
下Amazonリンクで紹介しているような風に強いカセットコンロをお薦めします。 - 周囲に幼児などがいない事を確認した上で安全な場所で調理してください。
- 使い終わった油は処理剤を使うと、廃棄に便利です。
そうでない場合は、新聞やティッシュに染み込ませて持ち帰り、燃えるごみの日に出してください。